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マンスリーレポート , TWITCH分析 , 新型コロナウイルス感染症(covid-19)

4月にコロナウイルスがストリーミングに及ぼした影響について

4月にコロナウイルスがストリーミングに及ぼした影響について

コロナ禍の影響で人々はは全世界において自粛生活を余儀なくされ、自宅での生活時間が長くなることで、e-スポーツやTwitchでのストリーミングに対して大きな関心をよせる結果となりました。

今回の記事では、4月のストリーミングに対するコロナウイルスの影響と、3月と比較して統計がどのように変化したかについて説明します。 3月の結果に関しては前回の記事に記載させていただいてます。

理解を深めるために3月と比較した4月の成長率をグラフ化しています。

世界の状況

多くの国がコロナ対策を続けたため、4月の成長ダイナミクスは3月よりは弱いものの大きな成長を見せる結果となりました。
新作ゲームValorantのCBTの開始とプロチーム等での多くのイベント開催により、4月の第2週の総視聴時間数は、月初と比較して30%アップしました。 4月末に多くの国が外出規制を緩和し始めたため、月初比17.9%増に留まりました。
一方、放送時間の統計はまったく異なります。 4月第2週に、月初比6.3%増にとどまり、4月第3週も2.5%の増加にすぎませんでした。 しかしESL One Road to RioBeyond The Summit Pro Seriesなどの多くの重要な大会が行われたこともあり、4月最終週には放送時間が最大14.6%増と大きく伸びました。
同時に、4月末にはストリーマー達の配信はピークに達し、3月の終わりと比較して+ 14.4%の向上となりました。
MixerTwitchのトップストリーマーについては、最近の記事をご覧ください。

英語圏


4月に入っても米国、カナダ、その他のヨーロッパ諸国での外出自粛政策は継続されました。
総視聴時間数のピークは大きく成長し、4月の第2週で35.8%UPしています。 放送時間数は初月比で7%増加し、配信ストリーマーの数は11,3%増加しました。
月末に、米国はいくつかの州で外出規制が解除され、カナダでもいくつかの州での規制を緩めました。そのことは統計上に影響を及ぼし、総視聴時間数は減少しました。
3週目になると、視聴時間と配信ストリーマーの上昇が2%減少し、エアタイムカテゴリも増加しませんでした。しかし 第4週になると、さまざまなeスポーツイベントが開催されたため、放送時間が急速に増加しています。
Valorantは視聴者の多くを魅了し、 Twitch Rivals VALORANTの大会では約69 万人ほどの視聴者を、また、100 Thieves Invitational VALORANTの大会ではピーク時に 49万3000人ほどの観客を集めました。 Valorant の詳細に関する記事は以前のコラムをご覧ください。

ロシア語


3月末に外出自粛要請が発令されたロシアにおいては、視聴者の割合が大幅に増加しています。 2週目では、総視聴時間数がピークに達し月初比で31%でした。 ただし、4月末の成長率は18.5%増に留まりました。
3月には、ウクライナが封鎖を開始したときの同様の成長パターンが見られました。
放送時間に関しては3週間ほど変化がありませんでしたが、その後、新しいトーナメント開催などによりストリーマー数は15.2%増加し、放送時間が急速に上昇 (+11.7%)しました。
他のCIS諸国の状況に関して、ウクライナは外出規制を継続しておりますが、ベラルーシに関しては実施しておりませんでした。
ウクライナは5月11日に規制措置を緩和させたため、翌月には統計の若干の減少が見込まれる可能性があります。

ポーランド語

4月、スペインはすべてのカテゴリーで成長率でトップでしたが、同じ月ポーランドが全ての数値で大きな上昇が見られました。
4月の第2週に、総視聴時間数は前週比110.2%も上昇しました。これは、厳格な外出規制によるものと、 Ultraliga Season 4 Promotionの開催などのポーランドにおけるeスポーツイベントによる要因と思われます。
多くのポーランドのストリーマーが新作ゲームValorantを心待ちにしていたため、多くの視聴者はEU MastersとValorant関連の大会に魅了されることとなりました。
4月の終わりには、総視聴時間数も落ち着き、3月と比較した最終ポイントは+ 39.3%でした。
Esports放送時間を見てみるとピークの成長は4月末で、4月月初比18.8%増でした。ストリーマーのピークは第2週に 月初比24.2%の上昇に達しましたが、その伸びは月末には4%減少しました。
LEC Spring 2020 は、ポーランドの視聴者にとって最も人気のある大会で52,000人の同時視聴数を記録するトーナメントになりました。 2位はTwitch Rivals VALORANT で、ピークは46,000人が視聴しました。
Izakoooはポーランドで最も人気のあるストリーマーになり、4月にはピーク時に440万の視聴時間と43,000人の視聴者を集めました。

フランス語圏とドイツ語圏

次にコロナ規制体制が異なる国を比較してみましょう。 ドイツは4月末には規制が緩和され食料品店や自動車販売店などが営業再開しました。 これはストリーミングに数値に影響しましたでしょうか?

ドイツ語

総視聴時間数のピークは4月の第2週に21.8%上昇してますが、 4月最終週は、3月最終週が3月月初比47.8%増だったのに対し、4月月初比8.1%に留まってます。
放送時間とストリーマー数は同じ状況です。 4月の放送時間は7%だけ増加し、ストリーマー数は8%増加しましたが、3月のピークは32.2増と27.1%増を大きく増加してました。
最も人気のあるドイツのストリーマーtherealknossiMONTANABLACK88は、ピーク時には90,000人と71,000人の視聴を記録しています。
LEC Spring 2020はドイツで最も人気のあるイベントになり、ピーク時に38,000人の視聴者を集めました。

フランスでは、4月中に外出規制が緩和されたことがなかったため、人々は家にとどまり続けていました。

フランス語

総視聴時間数のピークは第2週に記録し、ドイツよりもはるかに大きかった(40.7%増)。 フランスは月末頃には視聴時間数に落ち着きを見せてきたが、
反面、放送時間とストリーマー数のカテゴリーは月末には月初比16%増と上昇していきました。
フランスでは、ピーク時に11.7万人の視聴者を魅了したTwitch Rivals VALORANTに加えて、フランス代表の有名サッカー選手、グリーズマンがGrizi24H VALORANT Showmatchと呼ばれるチャリティーストリームを開催しました。 このエキシビションマッチはピーク時に86,000人もの視聴を集めました。 また、Gotagaは最も人気のあるフランスのストリーマーになり、83,000人の最大同時視聴を記録しました。

イタリア語圏とスペイン語圏

コロナの影響が最も深刻であったイタリアでは外出制限が依然としてが続いており、新たな状況により5月末統計が悪化する可能性があります。

しかしならが、esportsにおいては総視聴時間数で3月は月初比75%増、4月には月初比で32.8%増となっております。コロナ禍以前のイタリアではeスポーツの関心が薄かったという事実を考えると、これは非常に良い結果と言えると思います。

他のカテゴリでも、プラスの成長ダイナミクスが見られます。 放送時間は最初の週と比較して31.4%増加し、ストリーマーは33.7%増加しました。
Pow3rtvは最も人気のあるイタリアのストリーマーになり、 4月の視聴時間数は250万時間、ピーク時の視聴者は25,000人を記録しました。
スペインについては、外出制限が継続している影響もあり、成長のダイナミクスは主にポジティブであり、イタリアよりも優れています。

スペインは他国とは異なり、総視聴時間数のピークは4月第3週に記録し、月初比35.1%増、4月最終週も30.4%の増加となってます。

放送時間を見ると4月最終週に最大32.1%増の急激な伸びを記録しました。 スペインのストリーマーも同様な伸びを見せ、全体の成長率は32.3%になりました。

現在、コロナウイルスがアジアでのストリーミングに及ぼす影響についてのレポートも準備しているので、ご期待ください。

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